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耐震偽造ホテル書類出さず設計変更

耐震偽造ホテル書類出さず設計変更

昨日、涙を流しながらの釈明会見となった、アパホテル。

アパホテルに関する、新しい事実が明らかにされました。


富山市の建築士が手がけたとされる、アパグループの京都市内のホテル2棟で、
耐震強度が偽装だったとされる問題で、強度不足が指摘された
「アパホテル京都駅堀川通」の大浴場の当初計画が変更されたにもかかわらず、
必要な構造計算の再計算書が、市に提出されないまま施工されていたことが判明。

京都市は、建築基準法違反の疑いが強いとみており、2ホテルの施工状況や
安全性を確かめるため、近く立ち入り調査する方針を決めた。


京都市によると、「アパホテル京都駅堀川通」のホテルは、
2003年8月に建築確認を受けて着工。

2004年末に、最上階の11階にある大浴場と客室の間取りを変更することを決め、
建築確認を再度、申請。

大量の水を使い、床にかかる荷重が変わるため、浴場の間取りを変更する際は、
建築基準法で構造計算の再計算が義務づけられているが、
担当した設計事務所「タスク研究所」(東京)が書類を提出せず、
民間検査会社の京都確認検査機構(京都市)も不備を見落としたとのこと。

タスク研究所は、田村水落設計(富山市)に構造計算を委託していた。

京都市の聞き取りに、タスク研究所は「田村水落設計から再計算の書類はもらっていない」とし、
田村水落設計は、「再計算したが、書類は残っていない」と説明しているという。

市の担当者は、「意図的なのかは判断できないが、違反行為があったのは明らか」とみている。

京都市は、2ホテルの建築主の「アパマンション」に速やかな使用の禁止と改修工事を勧告し、
是正計画書を2月23日までに提出するよう求めている。
勧告に従わない場合は、建築基準法に基づく是正命令も検討する意向を示した。

2棟の建築確認をした京都確認検査機構についても、
京都市は、「偽装を見逃したと言わざるを得ない」と指摘し、
国土交通省が処分を含めた厳正な対応をする見通し。


構造設計をした1級建築士は、社団法人日本建築構造技術者協会(東京)が、
「建築構造士」と認定する構造設計の専門家であり、
取材に対し「手計算の結果が正しいと判断し、コンピューターの出力結果を修正したが、
強度を偽装したことなどない。京都市には強度が1.5近くあると説明した」と話しているそうです。


姉歯といい、今回の偽装といい、建築関連業界はどうなってるんでしょうかね。

アパホテルの社長さんも、派手を売りにしたようなパフォーマンスなどで、
一時期は、テレビなどでも取り上げられたりしていましたが、
責任問題など、今後どう進んでいくんでしょうか。

姉歯も、結局のところ、あやふやな感がありますが、
業界全体で、もっとやるべきことが山積みなんではないでしょうか。


安全性を放棄してまでも、目先の現金なんでしょうかね・・・・・・・

それに、関わった関係者それぞれが被害者面する
その姿勢は、如何なものなんでしょう。

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