鳥インフルエンザで鶏5万羽処分
鳥インフルエンザで鶏5万羽処分
宮崎県日向市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザが発生した問題で、
宮崎県は26日午後から、養鶏場の鶏約5万羽すべてを殺処分するなど
本格的な防疫作業に着手。
まず同作業に当たる県職員らの健康診断が行われ、午前10時前から準備作業が始まった。
殺処分は、宮崎県農政水産部と同市農林水産課の職員など約150人態勢で実施され、
職員らは発生養鶏場近くの廃校になった小学校跡に集まり、健康診断を受け、
26日午前10時前、死んだ鶏の除去など準備作業のため白い防疫服とマスク、
ゴーグルを身に着けた約20人が養鶏場に入った。
鶏は10羽ずつプラスチック製のバケツに入れ、二酸化炭素を注入して殺処分した後、
袋に密閉され、同養鶏場から約1キロ離れた私有地の山林を深さ5メートルほど重機で掘り、
袋ごと埋めるということで、26日午前、山林には重機や投光器も運ばれた。
養鶏場の半径10キロ付近に位置する日向市と美郷町の国道2カ所に設けた、
消毒ポイントでは、25日から飼料運搬車の消毒が続いている。
一方、今月13日に鳥インフルエンザ発生が確認された清武町では26日午前から、
周辺養鶏場などの鶏の抗体検査が始まった。
国の特定家畜伝染病防疫指針に基づく2度目の検査で、
異常がなければ2月7日にも周辺養鶏場の鶏の移動制限を解除するとのこと。
う~ん、やはり鳥インフルエンザだったかーって感じですね。
先日、東国原宮崎県知事が宮崎の鶏は安全ですと、
焼き鳥を食べるパフォーマンスを見せていましたが、
今回の鳥インフルエンザ騒動で、鶏を扱う業者も大きな痛手を受けるのでは?
鳥インフルエンザ被害が拡大しないよう願うばかりです。