星野ジャパン誕生!
星野ジャパン誕生!
星野仙一氏、日本代表監督に正式就任。
東京都内のホテルで開かれた、プロ、アマ合同の
全日本野球会議・日本代表編成委員会が、
2008年北京五輪出場を目指す、野球の日本代表監督に
阪神タイガース前監督の星野仙一氏(60歳)の就任を正式に決定。
星野氏は、同午後に開かれた記者会見の冒頭、壇上で契約書にサインした。
星野仙一氏は、にこやかな表情で、
「アテネ五輪で日の丸を背負って必死に頑張る選手の姿を見て感銘を受けた。
あそこに立ちたいという少年のような気持ちになった」と語った。
また、野球界の大きな期待を背負っていることについては、
「アマもプロも全面協力するという環境を整えてくれた。
ますます、プレッシャーはかかってくる」と心情をのぞかせたそうです。
国際大会の日本代表監督をプロの監督経験者が務めるのは、
2004年アテネ五輪の長嶋茂雄監督、2006年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の
王貞治監督に次いで3人目。
日本代表チームはアテネ五輪やWBCと同様、全員プロから選ばれる見通しとのこと。
当初、長嶋、王両氏も候補に挙がったそうですが、健康問題などの理由から外れて、
選手の掌握力や指導力に定評がある星野仙一氏にプロ側が一本化したそうです。
北京五輪のアジア予選は、11月26日から台湾で行われ、
1位になったチームが、五輪出場権を獲得することになります。
野球は2012年ロンドン五輪で、実施競技から外れることが既に決まっており、
北京五輪が最後の実施となる可能性があります。
星野仙一さんの、あの熱い監督姿を再び目にすることが出来る
北京オリンピック。
まずは、アジア予選ですね。
星野仙一(ほしの せんいち)1947年岡山県生まれ。
倉敷商高、明大を経て68年のドラフト1位で中日に入団。
エースとして現役14年間で通算146勝121敗34セーブ。
現役時代から、野球にかける情熱は熱かったです。
中日ドラゴンズ監督(1987~91年、1996~2001年)として2度、
阪神タイガース監督(2002~2003年)として1度のセ・リーグ制覇。
監督通算では919勝789敗33分け。
阪神タイガースの監督を2003年限りで辞任し、現在はオーナー付シニアディレクター。