「発掘!あるある大事典」98年にも捏造
「発掘!あるある大事典」98年にも捏造
関西テレビ放送の情報番組「発掘!あるある大事典Ⅱ」の
実験データ捏造などが、先日発覚し番組打ち切りになったのも
新しい記憶ですが、過去にも捏造していた事が、新たに発覚しました。
関西テレビ放送の情報番組「発掘!あるある大事典Ⅱ」の前身の番組で、
レタスの催眠作用の効果を取り上げた放送分で、同様の実験内容の捏造があったと、
実験を依頼された研究者らが28日に、証言しました。
今回証言された、問題の番組は1998年10月25日放送分の
情報番組「発掘!あるある大事典」で、千葉科学大学の長村洋一教授(健康食品学)が、
番組制作担当者から、「レタスを食べるとよく眠れるという実験をしてほしい」と依頼され、
マウス約20匹を使って実験を実施。
長村教授によると、マウスを2グループに分け、一方にレタスの汁を与え、
もう一方に同量の水を与えて変化を観察。
その結果ほとんど違いが出ず、撮影していた番組制作者も「残念でした」と言い残し帰った。
しかし実際の放送では、一時的にかごの隅でおとなしくしているマウスの姿を流し、
テロップで「眠ってしまった!」と説明。
今回は、研究を依頼された研究者の方たちの証言によって
新たな実験データの捏造が発覚したのですが、
こうなってくると、今までのすべての実験データなどが、
捏造されているのではという、疑いを持たざるおえない状況になってきましたね。
テレビ局側から、「実は、過去にも・・・」と申告があり、
今回の捏造発覚となったのなら、まだしも外部からの証言での発覚となると、
前回、苦情をよせた視聴者以上に非難が集まるのではないでしょうか。
テレビの情報というのは、どこまで信用していいものなのでしょうか?
関西テレビ放送の情報番組「発掘!あるある大事典」の捏造事件の波紋は、
まだまだ広がるっていく気配も、無きにしも非ずでしょうか。